放送ライブラリー

はじめまして!放送ライブラリーは、神奈川県横浜市にある放送番組のアーカイブ施設です!このアカウントでは、イベントレポートや施設内外での様々な取組について発信していきます!

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記事一覧

企画展&公開セミナーレポート「あぶない刑事」

【上映会レポート】BLセレクション「生きること、描くこと ~テレビが記録した芸術家たちの軌跡~」

vol.10『金曜ドラマシアター 怪談』(フジテレビジョン/1992/95分)

【上映会レポート】BLセレクション「ドキュメンタリーでめぐる!世界の大自然アドベンチャー」

vol.9『君が僕の息子について教えてくれたこと』(NHK/2014/59分)

【上映会レポート】 テレビが記録したヒロシマ~NHK・民放番組上映会2024~

公開セミナー「オールナイトニッポンの魅力を探る」開催レポート

vol.8『ドラマ 鳥帰る』(NHK/1996/90分)

「ニッポン放送タイムトラベル70年展」開催レポート

【上映会レポート】「美しい日本の手仕事~職人の技を旅する~」番組上映会

vol.7「FMシアター はるかぜ、氷をとく」(NHK/2021/50分)

第17回人気番組メモリー「パック・イン・ミュージック」開催レポート

Vol.6『精魂 芹沢銈介』(NHK/1976/30分)

番組に記録された外国人を『隣人』として

【上映会レポート】 番組を視聴する会 東日本大震災を伝える・記録する・考える ~これからも、共にすすむ~

企画展「体験!体感!!テレビ美術のうらおもて」開催レポート

企画展&公開セミナーレポート「あぶない刑事」

放送ライブラリーでは、1月26日まで特別展示「HISTORY OF ABUDEKA 『あぶない刑事』ヒストリー 1986~2024」を開催中です! 『あぶない刑事』は、横浜・港警察署を舞台に、スタイリッシュで型破り、危険な匂いのする破天荒な刑事、鷹山敏樹(タカ・舘ひろし)と大下勇次(ユージ・柴田恭兵)の最強バディが、粋なジョークとクールなアクションで大活躍する刑事ドラマです。 刑事ドラマでありながら、1980年代のトレンディドラマ的「軽さ」や「お洒落さ」も盛り込まれ、放送

【上映会レポート】BLセレクション「生きること、描くこと ~テレビが記録した芸術家たちの軌跡~」

2024年11月23日(土)~12月15日(日)にわたって、番組上映会「生きること、描くこと ~テレビが記録した芸術家たちの軌跡~」を開催しました。(会場:放送ライブラリー) 今回の上映会では、芸術家たちの人生、創作の源に迫ったドキュメンタリー作品を特集しました。 明治、大正、昭和と激動の時代をそれぞれ生きてきた芸術家たちは、発表する作品の背景に強烈な体験を宿しています。彼らにとって、創作の原点ともいえる人生の分岐点は何だったのでしょうか。 芸術家たちにゆかりのある地域の放

vol.10『金曜ドラマシアター 怪談』(フジテレビジョン/1992/95分)

放送ライブラリーで公開している数多の番組から、スタッフがお勧めしたい番組を連載形式でお届けするこの企画、今回は管理部のMKからイチオシの番組を紹介します。 今回紹介するのは、「金曜ドラマシアター 怪談」(フジテレビジョン/1992/95分)です。 1992年のドラマと言えば、社会現象を巻き起こした「ずっとあなたが好きだった」(TBS)や若者に支持された「愛という名のもとに」(フジテレビ)が放送された年ですが、今回紹介する「金曜ドラマシアター 怪談」はそれら作品と同時期に放

【上映会レポート】BLセレクション「ドキュメンタリーでめぐる!世界の大自然アドベンチャー」

2024年9月6日(金)~29日(日)にわたって、番組上映会「ドキュメンタリーでめぐる!世界の大自然アドベンチャー」を開催しました。 (会場:放送ライブラリー) 今回の上映会では、「世界の自然に挑んだドキュメンタリー」作品を特集しました。常人では到達できない、雄大で厳しい自然に挑む人たちを追ったテレビドキュメンタリーを通じて、見る者を圧倒する自然の美しさや、人の心をひきつけてやまない奥深いその魅力を伝えました。極限の中で、大自然と格闘した人たちの力強い姿も知っていただけたか

vol.9『君が僕の息子について教えてくれたこと』(NHK/2014/59分)

放送ライブラリーで公開している数多の番組から、スタッフがお勧めしたい番組を連載形式でお届けするこの企画、今回はテレビ番組アーカイブ担当のSKからイチオシの番組を紹介します。 今回紹介するのは、 「君が僕の息子について教えてくれたこと」(2014.08.16放送/NHK) ※芸術祭賞大賞、イタリア賞シグニス特別賞、児童福祉文化賞、映像技術賞(撮影/渡瀬竜介)受賞 です。この番組は、世界中の多くの人々の希望の光となったある1冊の本にまつわるお話です。 本を執筆したのは、重度の

【上映会レポート】 テレビが記録したヒロシマ~NHK・民放番組上映会2024~

2024年8月16日(金)~18日(日)にわたって、NHK広島放送局と広島 の民放テレビ4局がこれまで制作した“核・平和関連番組”を上映する「番組を視聴する会 テレビが記録したヒロシマ~NHK・民放番組上映会2024~」を開催しました。(会場:情文ホール) ◆上映会にあたって 昨年広島でG7サミットが開催され、核や平和に対する世界的な関心が一層高まり、来年は被爆80 年の節目の年です。毎年8月に広島平和記念資料館で開催している番組上映会を、今年は横浜でも開催し、平和へのメ

公開セミナー「オールナイトニッポンの魅力を探る」開催レポート

8月24日に、公開セミナー「オールナイトニッポンの魅力を探る」を開催しました!ゲストに、上柳昌彦さん(ラジオパーソナリティ)と冨山雄一さん(ニッポン放送・コンテンツプロデュースルーム長)をお迎えしました。 このセミナーは、「オールナイトニッポンタイムトラベル70年展」の関連イベントとして開催しました(企画展は閉幕しました)。 セミナーでは、事前に募集したゲストへの質問を、ラジオの生放送風に紹介しながら、トークが展開していきました。 ************** 二人の

vol.8『ドラマ 鳥帰る』(NHK/1996/90分)

 放送ライブラリーで公開している数多くの番組から、スタッフがお勧めしたい番組を連載形式でお届けするこの企画。今回は、昨年11月に亡くなった脚本家・山田太一氏の『鳥帰る』を取り上げます。『岸辺のアルバム』、『ふぞろいの林檎たち』(共にTBS)といった有名ドラマに比べると、比較的地味な作品かもしれません。執筆は、施設・広報担当のSです。    「鳥帰る」は春の季語で、雁、白鳥、鶴など日本で越冬した渡り鳥が、春を迎えシベリアなど北方へ飛び立っていく様子を指します。安住敦の句「鳥帰る

「ニッポン放送タイムトラベル70年展」開催レポート

          ※この企画展は終了しました※ 9月1日まで放送ライブラリーでは、「ニッポン放送タイムトラベル70年展」を開催しています! 近年は、テレビ番組にクローズアップした企画展がほとんどでしたが、今回はラジオが主役です! 人気深夜番組などを通じ各時代の若者の心を捕らえ、また「音」のメディアとして、ポッドキャストや音声SNSなど、形態を変えながら今も進化を続けているラジオ。 “各時代の人々の心を惹きつけるラジオの魅力とは何か?”をテーマに、7月に開局70周年を迎

【上映会レポート】「美しい日本の手仕事~職人の技を旅する~」番組上映会

2024年4月26日(金)~5月26日(日)にわたって、番組上映会「美しい日本の手仕事~職人の技を旅する~」を開催しました。 (会場:放送ライブラリー) 今回の上映会では、全国の放送局が制作した「職人たちの技巧」を取材した番組を特集。旅する気分で、職人たちの丁寧な仕事ぶりを見ていただきたい!と企画し、津軽のブナ工芸、東京の飴細工、愛知の三河仏壇、沖縄の紅型など、職人の技が光る各地の逸品を紹介しました。 ◆上映番組(上映順) イッピン 東北のカワイイ 世界へ! ~宮城 鳴

vol.7「FMシアター はるかぜ、氷をとく」(NHK/2021/50分)

 放送ライブラリーで公開している数多くの番組から、スタッフがお勧めしたい番組を連載形式でお届けする企画、7回目を担当するのは、テレビ・ラジオ番組アーカイブ業務をしているOです。 今回ご紹介するのは、 渡辺あやさん作のラジオドラマ「FMシアター はるかぜ、氷をとく」 (2021.3.13放送/NHK福島局)です。 渡辺あやさんといえば、「ジョゼと虎と魚たち」、「メゾン・ド・ヒミコ」、「天然コケッコー」など映画脚本だけでなく、「その街のこども」、「カーネーション」、「ワンダー

第17回人気番組メモリー「パック・イン・ミュージック」開催レポート

4月29日に第17回人気番組メモリー「パック・イン・ミュージック」を開催しました! そもそも「人気番組メモリー」とは――ドラマを取り上げる「名作の舞台裏」に対し、教育・教養、エンターテインメントなど、様々な分野の名番組を取り上げる公開トークショーです。 第17回となる今回は、1967年から82年まで、TBSラジオで15年間放送された伝説の深夜番組『パック・イン・ミュージック』を取り上げました。 ゲストに、木曜パック(水曜深夜)のパーソナリティーを務めた、きたやまおさむさ

Vol.6『精魂 芹沢銈介』(NHK/1976/30分)

 放送ライブラリーで公開している数多くの番組から、スタッフがお勧めしたい番組を連載形式でお届けする企画、今回ご紹介するのは、テレビ番組アーカイブ担当のKです。  何となく日頃目に入っていた、美しく図案化された文字や、沖縄の紅型のような明るい色使いの絵柄が、芹沢銈介(せりざわけいすけ)という方の作品だと知ったのは、大原美術館の工芸館を訪ねた時でした。芹沢銈介という名前はご存じなくても、作品をご覧になれば多くの方は「あぁ、あれか!」と思われるのではないでしょうか。  芹沢銈介

番組に記録された外国人を『隣人』として

 放送ライブラリーでは、番組制作者や教育・学術研究者向けに、専用の研究者ブースを設けている。大学で教鞭をとっている先生方は、番組をご自身の研究や授業でどのように役立てているのだろうか。今回は、昨年秋から研究者ブースを利用され、授業でも番組を活用された、青山学院大学文学部日本文学科の田中祐輔准教授にお話を伺った。    田中先生の専門は日本語教育学。外国人の受入れ政策や多文化共生、日本在住の外国人向けの日本語教育について研究されている。「外国人と一口に言っても、時代と共にその

【上映会レポート】 番組を視聴する会 東日本大震災を伝える・記録する・考える ~これからも、共にすすむ~

2024年3月15日(金)・16日(土)にわたって、東日本大震災で被災しながらも懸命に前を向く人々の姿を伝える番組上映会「番組を視聴する会 東日本大震災を伝える・記録する・考える ~これからも、共にすすむ~」を開催しました。(会場:情文ホール) ◆上映会にあたって 東日本大震災から13年。当時小学1年生だった子どもたちは20歳になり、 改めてその時の流れを感じます。 被災した方たちがこれまでの時間をどのように過ごしてきたかを知り、 震災を知らない子どもたちに伝えられること

企画展「体験!体感!!テレビ美術のうらおもて」開催レポート

4月7日まで放送ライブラリーでは、企画展「体験!体感!!テレビ美術のうらおもて」を開催しています! 放送ライブラリーでは、過去に度々テレビ美術にクローズアップした企画展を開催してきましたが、テレビ放送開始70年を経てもなお、テレビ美術の分野は現在進行形で進化し続けています。 この企画展では、テレビ放送70年の歴史の中で「伝統」で培われた技術に、デジタル技術などの新技術を加えた「革新」の時代を迎え、過去から現在へと培ってきたテレビ美術のつくり方や工夫、そして未来に向けての取