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はじめまして!放送ライブラリーです!

ごあいさつ

はじめまして、放送ライブラリーです!これまでHPやTwitterなどで情報を発信してきましたが、このたびnoteでも施設の情報や取組みをお届けすることになりました。HPやTwitterには収まりきらない、より詳しい情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!

放送ライブラリーって?

放送ライブラリーは、公益財団法人 放送番組センターが運営する、放送法に基づくわが国唯一の放送番組専門のアーカイブ施設で、神奈川県の横浜情報文化センターの中にあります。
noteのアイコンにも使用している「BL」の文字をかたどったマークは、「Broadcast Library」の頭文字からとっています(お間違いなく…!)。

―そもそも放送番組センターって?

放送ライブラリーを運営する放送番組センターは、わが国の放送の健全な発達のために放送界全体の共同事業として、今から半世紀以上前の1968年に設立された非営利の団体です。

前述のとおり、「放送ライブラリーは、放送法に基づくわが国唯一の放送番組専門のアーカイブ施設」ですが、放送ライブラリーではなく運営主体の法人が、放送法に基づいて放送番組センターとして指定されています。放送法という法律の第9章は「放送番組センター」という項目名になっていて、以下の通り定められているのです!

第167条 総務大臣は、放送の健全な発達を図ることを目的とする一般社団法人又は一般財団法人であつて、次条に規定する業務を適正かつ確実に行うことができると認められるものを、その申出により、全国に一を限つて、放送番組センター(以下「センター」という。)として指定することができる。

第168条 センターは、次の業務を行うものとする。
一 放送番組を収集し、保管し、及び公衆に視聴させること。
二 放送番組に関する情報を収集し、分類し、整理し、及び保管すること。
三 放送番組に関する情報を定期的に、若しくは時宜に応じて、又は依頼に応じて提供すること。
四 前三号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。

放送法 第167条第1項、第168条第1項第1号~第4号 より

「放送法」第168条第1項第1号~第3号にある通り、当センターでは、主に放送番組を収集・保存し、一般に無料で公開する放送ライブラリー事業を行っています。

このほか、第168条第1項第4号の業務として、放送の歴史や役割、暮らしとの関わりを紹介する展示や番組の上映会やセミナーなど、より多くの人に放送に親しんでもらうための事業を展開しています。

これらを複合的に行っているのが「放送ライブラリー」という施設です。

かつては、当センター独自で教育・教養番組の制作などを行い、放送局に配給する「番組供給事業」も行っていました。もしかすると放送番組センターという名前に馴染みはなくとも、キャンペーン・スポットを見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

放送ライブラリーはどんな施設?

入場料などはかからず、利用はすべて無料です!館内は、視聴展示の2フロアに分かれています。

8階:視聴フロア

8階は、NHK、民放局のテレビ・ラジオ番組、CMが見られる視聴フロアとなっています。その公開本数は、放送初期から近年までの約38,000本
公式ページの番組検索でヒットした番組は、館内で視聴することができます。
番組検索 - 放送ライブラリ公式ページ (bpcj.or.jp)

DVDによる再生ではなく、視聴ブース内の端末で番組検索を行い、見たい番組のタイトルを選択すると、そのまま番組を視聴することができます。視聴ブースを利用する場合は、まずは8階の受付へ!利用方法など不明な点は、フロアスタッフがレクチャーしてくれます!

視聴ブース(全60ブース)

9階:展示フロア

楽しみながら放送について学ぶことができる、体験型常設展示と企画展示のコーナーとなっています。
大人も子供も楽しめる体験コーナーは、来場者に大変好評です!アナウンサーやリポーターになりきることができるニューススタジオコーナーディレクター体験ができるコーナーもあります。

アナウンサーやリポーター体験ができるニューススタジオコーナー

企画展示コーナーでは、春と秋の年2回開催している「人気番組展」や、周年などを記念した番組をテーマとした企画展を開催しています。
その他、情報サロンでは、毎回テーマを決めてアーカイブ担当が厳選した番組をお届けする上映会も実施しています。
企画展や上映会の模様などは、今後noteでも紹介予定です!

各局の新番組ポスターなどを一堂に集めた「人気番組展」

その他の取組み

放送ライブラリーを飛び出して、横浜市内のホールを中心に公開セミナーを開催しています。
定番のセミナーとして、「名作の舞台裏」「ラジオを楽しむ!」「制作者に聞く!」というシリーズを企画しています。それぞれ番組の出演者やスタッフを招き、番組制作の裏側など貴重なお話をいただいています。

また、中学・高校・大学の授業や、図書館などの公共施設で、番組を利用できるサービスも行っています。
施設での公開番組は原則として権利の都合上、館外での視聴はできませんが、教育機関や公共施設の場合は手続きを経て視聴することができます。
ご興味のある方は是非以下のページをご覧ください!

【大学向け】放送ライブラリーの公開番組を教材に 利用者募集 - お知らせ (bpcj.or.jp)

【公共施設向け】放送ライブラリー公開番組ストリーミングサービス利用のご案内 - お知らせ (bpcj.or.jp)

よくいただくご質問

「館内でしか見られないの? 貸し出しや、インターネット配信はできない?」など、お問い合わせ頻度の高い質問を以下のページにまとめています。ぜひ、ご参考ください!

よくあるご質問 - 放送ライブラリ公式ページ (bpcj.or.jp)

おわりに

放送ライブラリーについて、少しでも知っていただけましたでしょうか?
このnoteのほかにも、公式ページやTwitterに最新情報を掲載しています。
HP:放送ライブラリ公式ページ (bpcj.or.jp)
Twitter:放送ライブラリー(@BPCJ_PR)さん / Twitter

これからどうぞよろしくお願いします!

【施設基本情報】
住所  〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通11
(横浜情報文化センター8Fが入口です)
入場料  無料
開館・閉館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)、年末年始
アクセス みなとみらい線「日本大通り」駅 3番 情文センター口直結
JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅から徒歩10分

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